留学は就活に有利?視野が広がるとは?今すぐに旅に出よ。
『留学しとけ』と言われる理由
学生時代に留学に行くメリットってなんだと思います?
就活に有利ってどういうことでしょう。
なぜ有利なのか?
これの意味をしっかり理解したうえで留学に行くことが大切です。
外国に行ったりする事によって視野が広がると言う事を口走る人がよく居ませんか?
ただ、何故に視野が広がる事は良い事なのか?
と答えられる人があまり居ないのが現状だと思いましたので今回お話ししようと思います。
日本という感性が貧しい世界に生まれてしまったことを自覚せよ
幸福の国デンマークで暮らす人たちの感性
先日W杯でデンマークという国の紹介がありました。
デンマークは何年も国民が感じる幸福度1位の国です。
日本人は子供の教育費のために稼がないと!!
という強迫観念の中で暮らしていますが、この国にはそんなものはない。
その理由は国の制度の違いによるもの。
ご存知の通りデンマークは社会保障が半端ないのです。
そこで生きてる暮らしと日本人の暮らし。
考え方なんてものは当然違いますし、おそらくあちらの方が感性が豊かでしょう。
幸せでポジティブでやりたいことしか考えてないそうです。
極端な例を挙げましたが、そういうことです。
暮らしが違うということは日本人にはない感性を絶対に持っているのです。
用意されたレールをなぞるのが得意な日本人
『井の中の蛙大海を知らず』ということわざは留学をすると身に沁みます。
自分が生きている世界が正しい、自分が生きている世界が全てだと思っている人も多く居るでしょう。
成績は常に優秀。
勉強では挫折したことがない。
しかし、そのような生き方の人こそ、いざ仕事をするとなった時に自分の世界の狭さや頭の貧しさに気が付きます。
勉強というのは先人が創り上げてきたものをなぞっているに過ぎないです。
いかに日本人が自由を大切にしてこなかったために、何も個のない集団になってしまっているかと気づくことでしょう。
物事を一つの側面からしか見れないような人間が仕事で課題解決をしたりアイデアを提案する確率はそうでは無い人と比べたら少ないと言う論理です。
だからこそ、外国、それも全く文化や考え方が違う国に行って、その世界に浸ってみると、あなたの世界が揺るがされる事でしょう。
多種多様な意見を受け入れる耳が育ち、視野が広まっているのを、おぞましいほど体感するはずです。
そうなると、仕事と言う場であなた自身がより価値を創造出来る人材になると言うわけです。
あなたが生きたい世界が見つかるかもしれない
基本的な考え方として、私たちは日本のとある都道府県のとある街に生まれてしまったのです。
そこが一番過ごしやすいという可能性ってどんな確率ですか??
だからと言って海外が合うとか合わないとかそういうことを言いたいわけではありません。
ありがちな言葉かもしれませんが『行動力』が段違いに変わります。
今の時代は自由に移動できます。
別に日本に生まれたからと言って、一生住み続けなけらばいけないと言う事は無いわけです。
あなたが住む世界以外にも世界はあると言う事で、外国に行ったりして、そんな世界を見れば「こういう環境って自分好きなんだな」と新しい自分に気づく可能性があるわけです。
と言うように視野が広がる体験によって、あなたの理想郷が見つかるかもしれないと言う事です。
だからこそ、視野を広げる事が大事なのです。
外国に行かなくても国内でも、色んな人が居て、その人達から学ぶ事はあるでしょうが、日本にいるとなぜか人の目を気にしてしまう羞恥心が抜けません。
まぁ、飛行機に飛び乗って外国に行くのが手っ取り早いかと思います。
飛び込んで見てはいかがですか?
就活における留学
『就活に有利』ということで留学に行くものは、せっかくなのでその言葉の意味を意識するべきです。
企業はなぜ留学経験を評価しているのでしょうか?
答えは簡単で、留学も経験してないやつに海外での仕事を任せたくないということです。
経験は能力を超えます。
いくら優秀な人でも海外ではやっていけないかもしれないと感じてしまいます。
それにいざ就活が始まった自分の立場のことを考えてください。
アナタは留学経験なしに「海外出張バンバンあります!」みたいな会社にエントリーできますか?
内定が取れる取れないの話ではなく、入社後めちゃくちゃ不安ではありませんか?
そんな感情が入ると、「海外出張!」「海外でグローバルに活躍!」といった会社に対し、事業内容は魅力的であっても海外というフィルターのせいでエントリーできなくなります。
「私にはグローバルな能力はない」と。
すると、企業選択肢が一気に狭まることになるでしょう。
ですので、留学をする際には、海外でもやっていけそうな自分がいるかどうかの見極めという点を意識して過ごすべきだと私は考えます。