【就活】テレビ局のES記入例、ES提出締め切り日、採用日程について
テレビ局のESは通過するのに非常に困難で、倍率が高いです。
論理的かつ斬新さというものを常に求めています。
記入例の前にまずはテレビ局のESの特徴や傾向を知りましょう。
ESの特徴や傾向
民放の選考過程は一般企業に似ており、最初のWEBエントリーは簡単に書ける内容になっています。
※WEBエントリーとは別に書面のESを郵送するところもある。
選考の過程で、面接試験の合間などに会場でESを書かせる放送局もあります。
私も名古屋のテレビ局で面接の合間にがっつり書かされました。
字が汚くなってしまった
自宅などで書いたESでは受験者が質的にも時間的にも十分に対応できる余裕があり、自分を脚色することができるのですが、ごまかしがきかないですね。
会場で限られた時間内に用意されたESを書くことで、本当の力量を判断されます。
テレビ局のESは、番組の批評、やりたいこと、さらに学生時代の経験(特に困難だったことに対してどう対応し、解決したのか)を具体的に書かせるものが大多数です。
テレビ局のESを通過させるための裏ワザ
まず、裏技を紹介します。
それは通過したESの実例をみて、型をマネることです。
当たり前ですが、ESには通過しやすい書き方と通過しにくい書き方があります。
ESで上手くいかない人の原因は『思い込み』です。
自分の書き方は正しい。
そう思い込むのが一番危険なんです。
そして、通過できない理由も分からずじまいになってしまうのです。
そうならないためにすべきなのが通過ESの実例を見て、型をマネること。
これに勝ることはないと考えてください。
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1000社以上のES通過実例が記載されています。
もちろんテレビ局もあります。
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【就活】穴場企業を知りたい!理系就活生のための自由応募枠オススメ企業ベスト3&オススメ就活サイト
ESの書き方・注意点
いくつか原則があります。
1、ESは自己PRである
「気が弱い」「動転しやすい」「熱中すると我を忘れる」など
マイナスと捉えられるようなことは書くべきじゃない。
2、ESを読む面接官は男性で中年だと意識すること
面接も回数を重ねるごとに面接官が高年齢化していき、女性面接官が減っていく印象。
したがって、その人たちに「受ける」「理解してもらえる」内容を書くことが基本となります。
たとえば、『最近見た映画』という項目があっても、
新しい映画ばかりを書くのではなく、山田洋二監督の『男はつらいよ』などを書くと目を惹く(笑)
相手は変わり者のことはよく覚えてくれるものです。
『カメラを止めるな』のような話題作でも会話が弾む可能性もあるのですが、個性はないでしょう。
3、タブーは書かない
同性愛、恋愛、大学受験の苦労話、水商売、学生言葉はタブーです。
特に大学受験についてだが、オジサンたちの時代は倍率30倍とかの競争を潜り抜けてきているんですよ。
大学受験の苦労は今以上なんです。
それに大学受験って全員経験してるじゃないですか。
だからそれを『がんばったこと』で書いてしまうと、
「アレ以来大変な思いしてないの?そんな程度ですか。」
となっちゃうんですよね。
だから、『人生最大の試練』としてESに大学受験について書くのはとにかく弱い。
4、ESは面接官との会話のネタ
2つ目に書いた映画のネタのようなこと。
オジサンが好みそうなものをわざと書くんです。
すると面接で会話が弾むかもしれない。
面接って10分間っていうわずかな時間なんです。
ES通過以降のことを考えると、やはり面接でどう食いつかせるかというのがポイントになってきます。
だって、こっちから会話するのって大変でしょ?
面接官がES見て、
「へぇ~、○○に興味あるんだあ」
となったら、
「そうなんです!!」って会話が弾みだすんですよ。
ESは面接の助けになります。
5、一貫性
バラバラな内容では面接官に覚えてもらえない。
例えばですが、体育会の山岳部の活動に大学生活の大半を費やしたとする。
ならば、それを軸にして書いていく。
そしたら『山岳部の○○さん』と覚えてもらえるかもしれない。
テレビ局の面接は、そうやって印象を残すのがかなり大事です。
6、ESはなるべく早く出す
テレビ局の応募は1000を超える。
提出日ギリギリに提出するとどうなるか想像してみてください。
提出日間際は応募が殺到します。
私が担当であったら間違いなく適当に読むでしょうね。
せっかく作り上げたESが読んでももらえないとなってしまっては意味がないです。
余裕をもって提出しましょう。
よくある質問・記入例
よくある質問は一般企業と同じで『自己PR』『自信をもってアピールできるスキル』『今までで一番頑張ったこと・最も打ち込んだこと』は定番です。
これらは人それぞれであるので記入例は示せないが、共通して意識してほしいことはESの通過より面接時に面接官の意識を惹けるようなことを書くべきです。
集団面接でも一歩リードできる。
その他よく聞かれることと、記入例を示しておく。
A、
ネット配信や違法動画の影響により、わざわざリアルタイムにテレビで見る必要がなくなってきているというのが現状だと思います。
食卓を囲んでテレビを見る家庭がある環境にはネットの影響はさほど出ていないと思うが、学生などの一人暮らしはテレビをつけるという習慣が確実に減っていると感じています。
しかし、そのテレビを視聴しない層が映像自体を見ることに関しては、ネットにより以前よりむしろ増えてきているのではないかとも感じます。
その視聴率には現れない視聴者をテレビに引き戻すために、ネットを利用した宣伝やリアルタイムで視聴したくなる番組制作に力を入れる、またはネット配信による利益を確保していくなど対策を施していると思います。
いずれにしても、テレビ離れといえども映像を視聴する数自体はさほど変わらないと信じているので、やはり根源である違法動画を撲滅し続けることが今後のテレビ業界の繁栄につながると考えています。
Q、10年後のあなたは何をしていると思いますか? 具体的にお書きください
A、
テレビ業界で危惧していることが二つあります。
一つはテレビ離れです。
スマートフォンの普及により、わざわざリアルタイムで見る必要がなくなっているという現状です。
もう一つは、芸人の方の高齢化です。
私が中高生のころに活躍されていた方々とさほど変わっていないようにも感じます。
10年後、20年後のテレビはどうなってしまうのでしょうか。
10年後はこの二つの危惧に正面から向き合うテレビマンでありたいです。
ネット配信や違法動画などの視聴率には現れない視聴者をどうしていくか。
また、賞レースで優勝した頃には30代後半が当たり前の今の時代をどう変えていくか。
10年後を見据えた番組に携わりたいです。
A、
私が好きなことは一つのものが創り上げられていくことです。
テレビ局というチームが一人一人責任をもって仕事をしているからこそ、それぞれが機能し、一つの番組が作られていく。
そして、そのことを感じながら働き、尚且つ沢山の人に楽しんで頂ける。
これほど幸せなことはないと考えるため放送人を目指しています。
インターンを通じて、○○の社員の方は温厚な方ばかりで、会社全体が仕事を楽しみ、新しい試みへの挑戦を尊重する雰囲気であることを直接感じました。
また、アイディアというものは情報や経験の中から派生して現れてくると認識しているので、初めにいくつかの部署を経験させるローテーション制度にとても魅力を感じました。
採用日程フロー(2017年度情報)
〇NHK
ES締め切り 4月中旬
筆記試験 5月下旬
一次試験 6月上旬
二次筆記 6月上旬
二次面接 6月上旬
集団討論 6月中旬
最終面接 6月下旬
〇日本テレビ
ES締め切り 1月下旬
一次面接 2月上旬
筆記試験 2月中旬
二次面接 2月中旬
ワークショップ 2月下旬
最終面接 2月下旬
〇フジテレビ
ES締め切り 3月下旬
一次面接 3月下旬
二次面接 4月上旬
三次面接 4月上旬
四次面接&筆記 4月中旬
五次面接 4月中旬
最終面接 4月中旬
〇テレビ東京
ES締め切り 4月上旬
一次面接 5月中旬
筆記試験 5月中旬
集団討論 5月下旬
二次面接 5月下旬
三次面接 6月上旬
最終面接 6月中旬
ES締め切り日(2017年度)
NHK 4月24日
日本テレビ 1月19日
テレビ朝日 2016年12月19日
TBS 1月13日
テレビ東京 4月7日
フジテレビ 2月8日
讀賣テレビ 2月13日
朝日放送 2月20日
関西テレビ 1月10日
毎日放送 1月26日
テレビ大阪 4月7日
東海テレビ 2月17日
CBCテレビ 2月15日
中京テレビ 3月21日
まとめ
テレビ局の内定をもらうのは超難関です。
個々の能力以上に採用日程に耐える忍耐力といったメンタルの強さが必要です。
沢山受けて受かる業界ではないので、3~5に絞ることをお勧めします。
テレビ局の内定のコツ、採用基準についてはこちらを参考に。