リケベンBLOG

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【就活】テレビ局の内定のコツ。採用基準教えます。

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一昔は花形の職業として持ち上げられていたテレビ局

しかし、現在はどうだろうか。

メディアがインターネットに移行しつつある現在

テレビは衰退してきているという事実には目を逸らしてはいけない。

 

そんな業界の変化に対して、就職活動における人気度や志望度はどうだろうか。

事実、多少の減少傾向にあるものの、大人気業界であることには変わりはない。

今も昔も倍率何百倍の世界である。

このハンター試験並みに突破が難しいとされるテレビ局の採用試験を突破するには

それなりの傾向と対策を積むべきである。

 

テレビ局の内定をつかむコツとして採用基準を知り、どんな人物が求められているかを知ることは非常に重要である。

採用基準の(内訳100%)はこれだ!

30% 採用しても辞めないか?

上司が「ばかやろー!」と怒鳴ると、会社に来なくなったり、怖いのか辞表も出さずに行方不明になる新人もいるという。

 

『先輩の取材の技を目や肌で盗め』などとマニュアルに無いことを言うと、ノイローゼになるというが、仕事を覚えるには、少なくとも先輩や上司の飲みにつきあって教えてもらうしかないのだ。

 

それができないと、いつまでたっても仕事ができず、周囲から冷たい視線にさらされ、孤立していくことになる。

 

一般企業よりも職人気質の強いマスコミで、孤立してはダメだ。

各社ともこの30年に、マニュアルを何回も作っているが、定着した試しがない。

人間関係につまずくと休職を一年して退社することになる。

これは会社にとっては億円単位の損失である。

人事は現場からボロクソに言われる。

 

ということで、『採用しても辞めないか?』は我々が考えるよりずっと重視されていると考えてよい。

10% 社風に合うか?

これは理屈ではない。

 

例えば、大学でさえ4年生にもなると、大学のカラーに染まる。

青学のファッショナブルな女子と早大のダサい女子は比べればすぐわかる。

 

ましてや、20年、30年、40年と勤める可能性のある会社となれば、さらにその傾向は顕著となる。

雰囲気が会社ごとに違うので、面接官は『肌』『勘』で選別しているようだ。

10% 自分(面接官)より優秀でないか?

優秀すぎると部下としてこき使えない。逆らいそうだ。

この反対は、『磨けば珠になるかも』だ。

元気がよさそうで面白い。

能力は低いが、鍛えれば1人前になるかもしれないというのが基準だ。

10% チームワークがあるか?

「日本人は個々は大したことないが、集団になると強い」などと、よくビジネスの世界では言われる。

 

協調性はあるか?後輩の面倒は見れるか?

部や課、支局の飲み会に最後まで付き合えるか?

などのチームワーク力が大事で採用基準でも10%を占める。 

30% その他の要因

ここまでで、採用基準の内訳は計60%になる。

あとの基準は以下の6つ。それぞれ5%を占める。

①志望動機が明確か?会社・業界研究はしているのか?

「面接を受ける会社が、何を収入源としているのか?」

「会社の経営陣の目標は何か?」

「どんな記事、番組、CM、本、雑誌、がその会社で売れているのか?」

「視聴率が取れているのか?」

これらの質問をOB・OG訪問で聞いて、頭に入れておきたい。

②論作文が優秀か?

新聞社、出版社、NHKなどは、評価の30~50%をこの論作文が占める。

入社後の仕事に直接響くためだ。

一方、民法や広告代理店は論作文以外のポイントの重要度が高くなる。

③筆記試験(論作文以外)が優秀か?英語ができるか?

報道部門で特派員になりたい人は必要だろう。TOEIC900点は当たり前らしい。

④個性、自己PRは明確か?

たとえば

「私は秋田でも美人の産地として有名な角館(かくのだて)で例外的に普通の容姿です」など印象に残る発言をする。

 

また別の例で、

「青森の故郷で子供の頃に、おじいちゃんと大相撲観戦に出かけていた。いまでも相撲は好きです。」

「ヤクルトスワローズが好きすぎて、選手一人ひとりの応援歌を歌えます。」

 

とにかく印象に残ることが大事である。

ESにかいておけば面接で聞かれる。

故郷ネタがウケることが多い。

⑤ESの字がきれいか?

手書きのESを書かせるところも多い。

字がきれいだと、論作文は10~20%点数が上がる。

ESも同様である。

修正液は使った瞬間落ちると思ってよい。

⑥どうしても「志望会社に入ること」をあきらめないか?

マスコミでは就職浪人も採用する。

既卒でも大丈夫な企業が多い。

それは、どうしても入りたいという意思の表れとみなすからだ。

10% 不明

あとの10%は不明である。

強いて言うなら『運』

難解もある面接官との相性が偶然ずっと良かったなどの「運」が左右する。

まとめ 

 以上が採用基準である。

テレビ局の内定をつかむには下調べがかなり重要である。

ESや採用日程についてはこちらを参考にするとよい。

 

また、テレビ局の面接で聞かれるであろう想定質問や、グループディスカッション対策なども今後、記しておく予定だ。