リケベンBLOG

理系出身のベンチャー企業で働く男の雑記ブログです。投資や保険などお金に関すること、その他趣味系テーマは様々です。

武井壮から学ぶ人生のラジオ『シューカツの王』。日本なら失敗したってこっから何だってできる

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武井壮から学ぶ人生観・就活論

就活で悩む方に超オススメなのが

武井壮の人生のラジオシューカツの王

 

武井壮に就活のイメージないかもしれませんが、武井壮は松岡修造レベルで熱い男です。そして非常に賢く、いろいろなことを考えて生きている人です。

 

武井壮の考えは、

一つの競技をやるつもりがさらさらないんですよ。

一つのスペシャリストになることはリスクだと凄く感じてるんで。

スペシャリストは隣行ったらど素人。

だから『武井壮』を思った通りに動かせればどんなスポーツも簡単にできると思って、自分の動かし方を練習してきた。

そしたら他の競技にいっても、積み上げてきた筋力や体力をそのまんま動きに生かせる。

だから隣に行ってもゼロにならない。

そしてこの考えはおしゃべりだったりそういったことにもつながって、自分を思った通りに動かせればコントロールできる。

というものです。斬新で理論派で天才的ですよね(笑)

こんな考え方をする武井壮から人生観、就活論を学びましょう。

 

ちなみに武井壮は就活したことないです(笑)

けど言ってること、考えてることは全部的を得ています。

小さな違和感を見逃すな

これは俣野成敏さんのお言葉です。

俣野さんは大手メーカーのリストラ経験を持ち、そこから一転大手企業の最年少役員にまで上り詰めた凄い経験を持った若者にとってサラリーマンの大先輩です。

 

俣野さんは就活に限らず人生において大事なことは、小さな違和感を見逃さないこととおっしゃっています。

小さな違和感を誤魔化すと人生必ずつまんなくなる、小さな違和感を育てよう。

小さな違和感というのは、神様からのノックなんですよ。

ここじゃない、そうじゃないよ気づいてる?

コンコンコン!みたいな感じ。

それに対して、気づいていないふりをするんじゃなくてドアをあけましょうっていうのが大事。

扉を開けたら想像を絶するようなことがあるかもしれないが、それが人生じゃないですか。

 就活生のみならず社会に出てる人の中でも感じていることを『違和感』という拾いやすい言葉で表してくれました。

武井壮は

それってもしかしたらただの遊びたい心で、社会人としては良くないものなんじゃないかって思ってる人がたくさんいると思うんすよ。

でもその違和感にはもしかしたら本当の自分が隠れてて、

しかもそれをただ出すんじゃなくて、会社の中で情報をゲットして、

会社にもプラスになって自分も楽しむ形として提案できることができたら

それは大きい武器になるかもしれないってことですよね

 二人の言葉が身に染みた方はいるのではないでしょうか。

この話は『シューカツの王』vol.34で聞くことができます。是非。

人生ブレるのは悪ではない

ブレるのは心変わりしているということ。

 

武井壮本人はブレまくりと言っています。

小学校 空手

中学校 野球部

高校  ボクシング

大学  短距離→十種競技に転向

そのあと 

アメリカでゴルフ留学 

台湾でプロ野球のコーチ

日本で欽ちゃんゴールデンゴールズ

現在 タレント

 

ちょっと異次元なブレ方ww

しかし、一切ブレてる気持ちはないそうです。

 

「やることは変えてるが、やると思ったらどんなに忙しかろうが何だろうが必ずその成長のために時間を必ず使うと決めている。」

 

どんなことをやるにしてもそれなりの覚悟と努力が大切ということを教えていただきました。

武井壮の人生を揺るがす出来事

十種競技のドイツ大会で優勝した時の話。

 

その時の優勝インタビューで

 

「普段日本で試合の時に食べてるパンがなくて今日は硬いパンを食べながらやってたんで大変だったと。飲み物もいつも飲んでるものがなくて不安でしたけど、優勝できて本当に嬉しかったです。」

 

と、素直に話した。

 

そしたら、その大会のある出場選手が

 

今日試合ではお前に負けたけど、俺はお前より全然強いわ

 

と言ってきた。

 

そして

 

「君は確かに競技力が高く今日の試合も素晴らしかった。ここにいる全員を倒したお前が最強だと思う。だけど人間としてこの中で一番弱いと思う」

 

と言われたそうです。

 

その選手はユーゴスラビアの方で、当時内戦してた時で、

 

「俺の妹は外出時に地雷を踏んで両足を無くしてしまった。でもうちの妹はどんな食べ物が来ても心から笑顔でお兄ちゃんありがとうって言って、パンを食べるよ」

 

この時武井壮は全身を貫かれた衝撃が走ってその場で涙を流したそうです。

 

こんな豊かな日本に生まれて、自由にトレーニングできて、好きなウェア好きなスパイク履けるなんでも選べる日本に生まれて、本当に喜ぶということは何なんだろうって考えるようになったそうです。

 

優勝して一番喜ばないといけない時にインタビューで『不安』という言葉がでたのは弱さだと感じたそうです。

 

一方、いつ自分の命を落とすか分からないところに身を置いている彼がなんでスポーツをやって、オリンピックを目指しているかというと

 

「俺が競技をやって、オリンピックに出て、試合を楽しみに見てくれる人がいたら、俺の試合を見ている間は銃を手放すんだよ

 

この瞬間に、今まであったしんどいとかキツイとかつまんないとかそういうのが全部吹っ飛んだとか。

 

「それぐらい日本は、ご飯あって、両親がいて、お家があって、明日着る服に困らなくて、そこで生まれた我々が不満を口にして生きている。かたや、一個のパンをかじって心の底から笑顔でお兄ちゃんありがとうって言える。この幸せをかみしめる力の差を俺はこの時に感じたんでしょうね」

 

「競技は最強だったかもしれないけど、自分の人生を幸せだって思う力が足りてない」

 

22歳の時にこれを感じて、そこから人生が変わったそうです。

まとめ

こんなに深イイ話が他にあるでしょうか?

自分では弱いと言っているけど、とにかくこの人は強い。

 

そして人にメッセージを伝える力が非常に優れている。

それはこの人の経験や全てはモノの考え方がしっかりしているからであって、とってつけたような話ではないからだろう。

 

薄っぺらさが全くなくとにかく心に染みる深い話なのである。

この恵まれた日本に生まれてきておいて、愚痴ばかり言って、悩んでいるのは贅沢すぎることなのだと。

 

努力や行動次第でどうにでもなる。

自分の人生が幸せだと感じられるくらいに生きなくてはいけない。

そう思わされる話でした。

 

そして、俣野さんの言う『小さな違和感』というのは人生におけるチャンスなんだと感じながら生きることが大切なのだと教わりました。