リケベンBLOG

理系出身のベンチャー企業で働く男の雑記ブログです。投資や保険などお金に関すること、その他趣味系テーマは様々です。

【独学】高3理系(受験生)夏休み前に計画すべきこと。劇的成績upを目指せ

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独学&現役合格は最大の親孝行

自分の経験から達成してほしいという想い

私は現役時代独学で勉強し、残念ながら志望校には落ちたものです。

 

後期試験でたいして志望していなかったそれなりの国立大学に合格したのですが、悔しさから浪人生活(予備校通い)を決意し、苦労の末、旧帝国立大学に合格したという者です。

 

ちなみに理系です。

 

しかし、やはり今でも現役でパスできなかったことを悔やんでいます。

そして、予備校通いになってしまったことで親に迷惑をかけたという思いが強いです。

 

そんな経験からやはり『独学&現役』が最大の親孝行であると今でも強く感じています。

 予備校通いで感じた独学の利点

予備校が勉強面で素晴らしいと感じた事はいくつかあります。

予備校の素晴らしい点

♦ 予備校は勉強以外の選択肢が無くなること。

♦ 勉強法のノウハウが整っていること。

♦ 勉強計画というマネージメントがしっかりしていること。

そりゃ、成績あがるわな

しかし、予備校では全部の教科をまんべんなく学ぶということから非常に無駄が多いとも感じました。

 

私たちは天才ではないので、教わったことの2割くらいしか一回じゃ理解できません。

何回も復習してようやく身についてくるのです。

覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返し。

 

私がこのとき感じていたのは、大学受験に合格するためだけを考えるならもっと効率の良い方法はあるということです。

 

そして、自分にストイックな人なら独学でも可能だなとも思いました。

私が今、高校3年生に戻れるならどういう勉強法をとるか考えてみました。

 

それは経験に基づくことなので、志望校合格への最短距離を示せる自信があります。

そして、一番大事になってくるのが夏休みの過ごし方です。

理系国立の方、特に独学の方に夏休みの過ごし方をレクチャーしたいと思います。

教科の優先順位をつける

まず、現状の確認から始めるべきです。

確認すべきポイント

♦ 好きな教科と嫌いな教科

♦ 得意な教科と苦手な教科

♦ 学ぶべき残りの量が多い教科と少ない教科

この3つのパラメーターがあると思います。

 

でも実際に分類しようとしてみたら、

・好き→物理と数学

・得意→物理

・嫌い&苦手→その他教科

・残り多い→全部

って感じでしたね。苦しいですね受験生は。。

 

しかし、これが現実であるということを受け止めましょう。

だってこれをこなさないと、絶対に第一志望なんて受かりませんから。

 

ここでは、少しでも自分の好きな教科、苦手な教科を把握出来たら一旦OKとします。

 

狙いとしては、あなたが夏休みに勉強し始めた時に、取り組みやすいものを優先して行勉強していないか危険信号を今後意識できるようになるということです。

夏休みに力を入れるべきでないどうでもいい教科

貴重な夏休みに国語に手を出したはいけない理由

理系国立大学を目指す諸君へ。

私の経験上、国語の勉強は後回しにすべきです。

理由は

今やっても忘れる

・センター国語は慣れ

・理系にとって古文は適当にやるくらいがよい

 

理系の皆さんがおそらく苦手であろう国語を夏休みに勉強したところで頭に入ってこないし、忘れます。

 

確かに、一時的には入ってきます。

皆さんの脳みそは標準の人より頭がよくできているので。

しかし、それがやっかいなのです。

一か月放置したら全部忘れちまった!

苦手なものというのは記憶の定着率が恐ろしく低いです。

 

確かにセンター国語って理系だと何故か配点高いですし、めちゃくちゃ大事で焦る気持ちも分かりますが、今は何もしなくていいです。

 

やっても時間の無駄だし、焦るだけなので。

 

そして、センター国語は慣れの部分が8割を占めます。センター試験が近づいてきて、過去問や模試を解きまくればなんとかなります。

 貴重な夏休みに古文の勉強はナンセンス

古文に関しては、夏くらいからやっておいた方がいいのでは?

なんて感じるかもしれませんが、完ぺき主義はやめましょう。

 

私の経験上、古文なんて結局のところ意味わかりません

浪人を含め、2年勉強したけど結果謎でした。

 

けど、最低限のことをやれば7割切ることはないし、運ゲーで8割はだいたい超えます。

 

とりあえず国語は、センター試験シーズンが近づいてきてから、短期間で詰め込みましょう。

その方が効率がいいので。

ちなみにセンター国語は理系でも安定して8割くらいならいけます。十分です。

 

読んでいただければ、「センター国語なんて大したことないな。あとまわしでいっか」ってなると思います。

 

これがどれだけ、心の余裕を生むことか。

だって、夏休みに一教科丸々やらなくていいことが決まったんですよ! 

夏休みに絶対に力を入れるべき教科

「英語を毎日やれ」本当の意味

逆に毎日やるべき教科があります。

それは英語です

 

「英語は毎日やれ」とはよく言われることかもしれませんが、私の考えは少し違うかもしれません。

 

毎日やれと言う人はおそらく「毎日英語に触れろ」とか「英文を読め」とか「英語は音読と慣れ」とかそんなんだと思います。

 

『英語』ってそんな感覚的なことじゃないと思うんです。

得意な人はいいけど、苦手な人っていつまでも苦手なんです。

 

 私も現役時代すごく英語が苦手でした。

英語の勉強はほどほどにやってたつもりでしたが、結局苦手なままでした。

 

「英語を毎日やれ」は慣れとかじゃなく、夏休みのうちに本質的な勉強をしなくてはいけないということです。

 浪人する人の特徴は『英語が苦手』

現役合格していく人たちは『英語が得意』という共通点を見つけました。

理由は『英語の成績は嘘をつかない』からです。

 

数学や物理や化学ってどうしても問題との相性が関係してきます。

・やったことある問題なら解ける

・一問目から勘違いして全部おかしくなってしまった

・一問に時間をかけすぎて時間配分を間違え、最後までいけなかった。

ということを経験したことがある人もいると思います。

 

一方、英語にはそんなケースがありません。

得意な人は毎回点数が安定します。

これは受験においてかなりのアドバンテージです。

 

ですので、私は予備校通いが決定し、予備校生活が始まる1か月前に徹底的に英語を洗い直しました。

 

すると、めきめきと成長し、一瞬で圧倒的に英語が得意教科になった爽快感を今でも覚えています。

 

 夏の段階で、英語とはなんなのか、英文をどういう考え方で読んでいけばいいのかを意識し、英語を読んでいく上で必要な基礎体力(英単語)を身につけましょう。

 最強の英語勉強法はコレに尽きる

 英語でやるべきことを簡単に言うとこの2点に尽きます。

英語最強勉強法

♦ 英単語丸暗記勉強法。

♦ ビジュアル英文読解を徹底的に。

『ビジュアル英文読解』は最強の一冊です。

これを徹底的にこなせば偏差値70みえてきますよ本当に。

それくらい英語のメソッドが完全にわかる英語の教科書にすべき一冊です。

 

そして、偏差値70を実現させるためには単語力が必要不可欠です。

 

英語の力=単語の力です。

下に載せた記事は、タイトルはセンター英語についての記事ですが、英単語の一番効率的な勉強法を書いておきました。

 

やみくもに丸暗記はよくないです。

実際に英文を読む際に役に立つような単語の覚え方をしましょう。

センター英語の記事ですが、単語の勉強法について詳しく書いておきました。

 

英語は独学の方が実は有利と言う事実

英語に関しては独学の方が有利だと思います。

 

英語は本人のポテンシャルと努力次第の教科なんです。

習うにしてもそこからの努力や習慣がものをいいます。

 

にも関わらず、塾に通っていると授業でどうにかしようとして、英語の本質的な勉強を怠る可能性が非常に高いからです。(お金も無駄にかかってますしね、、)

 

しまいには、授業で扱った英文を音読しなさいと言われ、英語が苦手な人にとっては意味のない時間を過ごすことになります。

 

英語の音読は英語が得意な人の特権です。

苦手な人がいくら音読したところで、習った英文の日本語訳を意識下で思い起こす作業をするだけです。

主要教科(数学・物理・化学)、社会(地理、倫政)はどうすれば?

塾通いには勝てないという現実

すごく申し訳ないことを言うのですが、結論から言うとこれらの教科は理系の場合、塾に通っている人達に勝てないです。

 

それは進行度によるものだと思ってください。

学校の授業のペースではどう考えても受験には間に合いません。

なので自分でペースを速める必要があります。

 

私も現役時代、塾組の進行度の速さを感じ、めちゃくちゃ辛かった記憶があります。

 

それに、数Ⅲとか物理Ⅱや化学Ⅱって人に教わった方がやはり圧倒的に効率がいいんですよね。

 

社会系の教科に関しては、そもそもこういうのに関心がないから理系に行ったのであって、理解出来たら苦労しません。

脳の記憶を手助けするプロの説明を聞いた方が絶対にいいです。

スタディサプリという独学最強の味方

受験生はTime is moneyです。

逆に言うと時間をお金で買いましょうということです。

 

今の時代は便利ですね。

ネットで安く授業が聞ける時代です。

結構偉大だと思いますよ『スタディサプリ』

独学の人のために作られているといっていいです。

 

私が数Ⅲを独学で勉強しようとしたとき、一つ一つが謎すぎて莫大な時間がかかってしまった記憶があります。

 

人に教えてもらったら、「なんだそういうことか簡単じゃん」ってなることなのに莫大な時間を消費していました。

超もったいない。。

スタディサプリに費やすお金と時間はこれだけ

〇スタディサプリに数Ⅲだけお世話になる場合

【料金】

月額980円+テキスト代1200円=約2200円 

【時間】

(1講義60分+ノートの書き写し&理解60分+復習60分)×24講義

値段は参考書一冊レベルであり、時間的にも1講義に1日みっちり使うとして1日3時間程度でたったの24日で終わる計算です。

 

 独学といっても過言ではないくらい安いですし、だいたいいつでもキャンペーンやってそうなので、もう少し安くなるのではないでしょうか。 

夏休みにスタディサプリに頼るべきもの

難関国立志望者はスタンダード講座なんて受ける必要なし。

ハイレベル講座をオススメする。(あるいはトップレベル講座)

 

〇数学

とりあえず数Ⅲ(24講義)を受けるべき。

数Ⅲを経てから数I、Ⅱについては考えればよい。

 

〇物理

絶対に全部(48講義)受けるべき。

夏休み少し超えてもよい。

逆に言うとこれを受け終わったらもう過去問演習(赤本、模試など)に入ることができる。

 

〇化学

理論(24講義)これだけやればよい。

化学は理論化学が全て。

ここさえ得意なら後は覚えるだけの世界である。

他、有機、無機はそのあとから勉強を始めても遅くはない。

なぜなら忘れやすいから。

だからまずは理論を固め、化学を得意にするところからるべき。

 

〇社会(地理、倫理政経)

まず、地理がオススメ。

暗記量が比較的少なく、今後生きてくうえで少し役に立ちます。

夏にやるべきかどうかという点では優先順位は低い。

なぜなら、忘れるから

夏が終わってからでもいい。

よって、夏にやらなくてもいい教科がまた一つ増えたことになる。

いつやるかは別として地理の講義(24講義)は自分で勉強するよりはるかに時短になるはず。

 

【料金】

月額980×2or3か月=約3000円

テキスト代 1200円×3(数Ⅲ、物理、理論化学)=3600円

合計6600円

【時間】

1講義当たり復習も込めて3時間とする。

3時間×96(数Ⅲ24+物理48+理論化学24)=288時間

 

6600円は文句なしに安すぎることはとりあえず理解していただけたと思います。 

夏休みはスケジュール管理が勝負を分ける

夏休みにスタディサプリには何時間使うべき?

さきほど出てきた『288時間』という時間について考えてみましょう。

 

夏休みは約45日。

現実的に息抜きも考えて勉強する日を40日とします。

 

本気で勉強に取り組むのだから一日8時間勉強時間を確保できると仮定します。

ちなみに『勉強は時間ではなく質』とかいう議論は論外。

8時間でも足りないくらい時間が足りないもっとやらなきゃと自然とならなくてはいけない。

 

勉強できる時間は8時間×40日=320時間

 

320時間に対しての288時間はぎりぎりです。

いや、むしろやりきれない。

英語も勉強しなくてはいけないことを考えると、現実的なプランを考える必要があります。

現実的な夏休みオススメスケジュール最強版

ということで、より現実的なプランはこれだ。

夏休みはこれだけこなせ

♦ スタディサプリを復習込みで1日2講座(3時間×2)

♦ 英語を1日2時間

これを40日間ひたすら繰り返そう。

 

〇スタディサプリ 

2講座×40日=80講座(3時間×80=240時間)

残りの44時間は夏休みあけてからコツコツやればよい。

 

〇英語 

2時間×40日=80時間

夏休み明けてからも毎日やれるでしょきっと。習慣が大事。

 

まとめ

夏を迎えるにあたって

♦ 嫌い&苦手&残り多い教科の把握

♦ 国語&社会は夏のあとでよい

♦ 夏の間に英語に確変を起こしておけ

♦ 主要教科はスタディサプリに頼れ

♦ スケジュールを立て、夏はそれに従うだけ

スタディサプリで苦手を克服するすることが合格への最短なのは明らかです。

夏休みで一番大切なのはスケジュール管理

これは夏休みに入る前に絶対に立てておかなくてはなりません。

そして、もう一つ大事なことは優先順位と効率

・独学でできるもの。できないものの見極め。

・今やるべきもの。そうでないものの見極め。

 

これらを把握することで今自分がしていることに対して、焦らなくて済む。

 

そのロジックは「人間は興味が薄いものは忘れる」というものです。

忘れやすいものは、時間がない中、先に詰めても意味がない。

 

受験生はTime is money。

そして効率が大事。

塾通いの人は意外と無駄が多かったりします。

 

特に英語。

次点で理系なのに文系教科に対して非効率なタイミングでの勉強。

 

人間一度にいろんな教科ができるほど器用にできてません。

そこに気づけば独学でも十分勝てます。

 

これを読んで実践して、必ず志望校を勝ち取ってほしいです。

一度大学受験を終えた身からすると、

「黙って真似してくれれば、絶対合格できるでしょ」という話しかしてません(笑)

 

行動に移せるかどうかが勝負の分かれ道だと思います。

夏休みの勝ち組になりましょう。