大人とは?大人になる方法
大人とは何でしょうか。
大学生くらいになると、大人になりたいと考えることが多くなります。
しかし、大人びて見える人といつまでたっても子どもっぽい人では何が異なるのでしょうか。大人を定義するためには、子供とは、大人とはを一つずつ確認することによって見えてくると思います。
大人とは欲求を絶ち、我慢する事、継続的に努力出来る人である
昔に比べ、一番感じること。
それは欲に対して、理性が働くことです。物欲に対しては自分の金銭と相談して我慢をすることができる。そして、誰しも楽を求めて、怠けたくなるのが人間の欲であるが、そこを我慢して努力できるのが大人である。
「今すぐ欲しい!」と駄々をこねる子供を見た事はございませんか?
多くの子供は短期的に物事を考えがちで、すぐに欲求を満たそうとしがちです。
その反面、大人は今欲しいものを我慢し、「いつかは手にするぞ!」と強い気持ちを持ち、継続的に努力し続ける事が出来るといえます。
大人とは現実を見て、受け入れる事が出来る人である
大人は現実を知り、夢を諦めてしまいます。これは日本人の大人と言えるのかもしれませんが、現実を知り、より無難に生きることを選びます。しかしこれはあくまでも傾向です。
自分とは何か?これを理解出来た時が大人です。
人生の中で自分自身の事を知り、自分のできること、特性を理解するときがあります。そしてその中で自分のしていきたいこと、つまり夢というものは変化していきます。
大人とは決して現実を見て、夢を諦めろと言う若い芽を摘む人間や、それを聞き入れて後悔に生きる人の事を指しているのではありません。
自分と言う現実を知った上で、どこを向上すれば良いか?夢を叶えるチャンスはあるのか?と言う事を深く考えて、それに賭けたいと思えるほどの情熱をもち、それに賭ける事が出来る勇者が大人です。そして深く考えたのちに引き際を知る人もまた同様に大人ではないでしょうか?
大人とは謙虚であり、ネガティブな人である
「俺は天才だから余裕」「俺なら大丈夫」と根拠の無い自信で突き進むのは子供です。
自分自身の事を過信するのは危険です。地面に落下してから、落ちていた事に気が付くのです。そのころに努力を怠っていたことに気づくのです。
一方、大人とは謙虚な者です。自分自身の能力の至らなさを理解しているからこそ、自分を高めようと努力したり、他人から学ぼうとするのです。
そういった意味では苦労するというのは大人に近づきます。なぜなら、苦労するときは大抵自分の能力の低さを自覚する場面が多いからである。
そして、謙虚だからこそ未来はどうなるか分からないと言う現実を理解する事が出来、ネガティブに、この先起こり得るであろう災難に備えて常に準備をしているのです。
これはうまくいっていると、なかなか気づくことができないことです。失敗して初めて将来の危機に気づき、今のうちにしておくべきことに気づくのです。
大人とは利他主義な人である
夢を追い続けている人はきっと自分がこの世の主人公であり、世界は自分中心に回っていると思っている人が多いでしょう。
しかし、現実は違う。
世界とは決して誰か一人の人間を中心に回っているのでは無い。たくさんの人のつながりであるとか、一人一人が機能して初めて世の中が動き出すのである。
そんな真実を知っているからこそ、大人とは利他主義であれるのです。
言ってしまえばロマンのある人は子供っぽいです。それが良い悪いではなく、現実的あことを見ていないという理由から子どものように見えるのでしょう。
結論
大人であると言う事は歳の数や図体の大きさでは無くて、考え方と世界の見方なのかもしれません。我慢ができることが大人というのが一番わかりやすいのかもしれません。
大人に憧れる人もいると思いますが、大人になることはつまらなくなることかもしれません。
大人とはなんなのでしょう。結局のところ大人になる必要はないのかもしれません。