リケベンBLOG

理系出身のベンチャー企業で働く男の雑記ブログです。投資や保険などお金に関すること、その他趣味系テーマは様々です。

【就活】ベンチャー企業の見極めはどうすればよい?成長する会社の特徴とは

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就活生の中にも、ベンチャー企業に興味を持っている方がいると思います。

 

しかし,

「どの会社が伸びそうか分らない!!何を基準に考えればいいの??」

という悩みは尽きないと思います。

そんな方の少しでも助けになればと考え、情報を提供させていただきます。

私の中でポイントは3つだと思います。

一つ一つ解説していこうと思います。

1、売上システムを意識する

売上高の仕組みを説明しますと、

『売上高=顧客数×単価×購入量×購入頻度』です。 

これを強く意識しましょう。

売上高がないと会社には収益はありませんので、当然ビジネスは成り立ちません。

その会社の売上システムに未来があると感じるかどうかはかなり大事な指標となります。

成長する会社の見極め方のポイントは2つあります。

1つ目は顧客数

顧客数とは、そのビジネスの市場のことです。

その商品の需要が限られた一部の市場しかない場合は危険です。

ビジネスが頭打ちになる可能性が高いです。

2つ目は購入頻度

言い換えるならば、リピーターです。

リピーターがつきにくいビジネスであると、永遠に新しい顧客を取り込まなければならない為、安定する可能性が低いです。

 

積立式にどんどん売り上げが伸びていくのが理想のビジネスであり、そのためにはリピーターが必要不可欠です。

 

一番いいのは月々の契約を結ぶタイプの商品です。

満足いただけている場合、ずっと使ってもらえるという利点があります。

なにもしなくても収益が発生します。

すなわち、顧客を増やせば増やすほど相乗的に売上を伸ばすシステムとなります。

2、自身が成長できる仕組み

会社が伸びるかどうかは別としてどうせなら、自身が成長できる環境を求めるべきです。

個人の成長を一番促す仕組みはポストを持たせることです。具体的には役員になってもらう事です。

 

ポストを頂くと人は頑張ります。

責任があると、もがいてもがいてもがき苦しみ、それを経て成長するようになっています。

そのためには会社側がポストを多く用意しておく(あるいは今後する)必要があります。

 

では、具体的に例を挙げてみます。

仮に目標売上高が年間300億の会社があるとします。

会社が一つの事業で年間300億の売上を出す会社の場合と、複数の事業で年間300憶の売上を出す会社の場合を下図に示しました。

 

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左の組織では上が詰まり、右は責任を任される仕組みになっているのはおわかりでしょうか?どちらが自身の成長につながるかは一目瞭然です。

 

当然ベンチャー企業なので、一つの事業であることがほとんどでしょう。

しかし、今後の展望としてポストがあるかどうかは大事です。

 

そして1の売上システムの話に戻りますが、一つ目の事業がしっかりしてないと複数の事業を伸ばす挑戦ができません。

なので幹の太い木から枝分かれしていくようなイメージを持ち、正確に判断するべきです。

3、取締役、役員の経歴

なんといってもここは大事です。

自分の乗る船の船長選びです。

ここは自分のフィーリングがモノを言います。

「凄い!一緒に仕事したい!大海原に連れて行ってくれそう!」

そう思えたなら飛び込みましょう。