リケベンBLOG

理系出身のベンチャー企業で働く男の雑記ブログです。投資や保険などお金に関すること、その他趣味系テーマは様々です。

就活辞めたい。就活はクソだ。就職意味ある?そんな方必見!失敗した方が人は上手くいく。

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就活はクソ。そして迷走中のアナタへ。

就活はクソというのは就活を終えたもの、あるいはしている最中なら誰しもが感じることなのではないでしょうか?

少なくとも私はそう感じました。

就活は理不尽だ

この記事にたどり着く方はきっと迷走中。

そしてその中には、就活自体を辞めてしまってみるのはどうなんだろうと考えている人もいると思います。

 

就活がクソだと思うこと。

就活をやめてしまおうと思うこと。

あるいは大企業ではなくベンチャー企業に行ってみようと思うこと。

そもそもなんで就職しなくてはいけないんだと思うこと。

 

他人と違い、様々な考え方をすることは決して悪いことではない。

ただし、理由ははっきりさせないといけません。

そんな時は誰かに背中を押してほしいと考えるものです。

そして、こういう話にはメリット・デメリットということに目が行きがちです。

 

しかし残念ながら、今から話すことはそういうことではございません。

メリットとかデメリットなんてモノサシで一概に言ってはいけないと思っているからです。

 

就活とはなんなのか。

そしてこれからどう考えていけばいいのか。

私の就活の体験をもとにその答えを私なりに出しました。

これを読んでいるアナタの不安に対して、何かヒントとなればと思います。

まずは共感してみましょう。『就活がクソ』な理由

私自身、いくつか大企業の選考を受けて、上手くいかず、いろいろ苦労した末、結局何が大切なことなのだろうかと考えなおし、自分の信じる道を突き進みました。

 

ちなみに私は大企業からも内定は頂きました。

だからこそ、就活の気持ち悪さみたいなものも体感しています。

大企業の新卒一括採用時期の就活

就活の気持ち悪さみたいなものを話し出したらキリがないですが、なにより『自分が評価されない悔しさ』というのが常にありました。

 

面接でもグループディスカッションでもなんでもそうです。

たった10分の面接で何が分かるんだ。

そんな気持ちでいっぱいでした。

 

うまくいったと思っても落ちる。

正直に言ったら落ちる。

自分の経歴を偽ったら受かったりする。

とってつけたような志望動機。

ノックの仕方。

失礼しますの第一印象。

笑顔。

目をそらさない。

なんだこれ。。

自分はもっと評価されるはず。そんな思いでいっぱいでした。

 新卒一括採用の時期を過ぎ、ベンチャーの就活

大企業にうんざりしていたので、私は自分の興味のあるベンチャーで就活を続けました。

 

ベンチャーではスーツを着て、マニュアルっぽい感じの就活は一切ありません。

基本ざっくばらんな感じで一対一です。

 

ベンチャー就活を行う前は、

「ベンチャーなんて人手が欲しいに決まってる。特に私は旧帝理系、世間体としてはかなり優秀な部類。」

そう考えていました。

 

そして私は運動系サークルに所属して、どちらかというと引っ張っていくタイプの人間でした。

故に、自分で言うのも難ですが、いわゆる『コミュ力』というものはもちあわせているつもりでした。

 

しかし、度肝を抜かれました。

「君の持ってる他人に負けないものは?誰にも負けない好きなものとか」

「語れるものとかある?」

「スキルとかは?」

・・・・・

何かぶっ飛んだ斬新な性格。

人間としての面白みみたいなもの。

そうじゃないならプログラミングのスキルやイベント起こしましたみたいな成功体験、失敗体験。

 

物凄くスキルや性格を計られた気がします。

学生身分が考えるコミュ力なんてどうでもいいのです。

 

社会人におけるコミュ力は仕事できる能力。

しかし、それは正直仕事が始まってみてからではないと判断は難しい。

だったら、学歴以外で何か突出しているものは君にはあるかい?

 

就活してきて初めて人間そのものを計られている気がしました。

それなりに仕事はなんでもこなせますタイプではダメみたいです。

 ベンチャーの就活を経て、気づいたこと

大企業の面接では気づかなかったことがあります。

それは自分はただの平凡な人間であるという事。

 

大企業の面接ではそれっぽく受け答えしていたので何とかなりました。

そしてそれなりに優秀であればよかっただけでした。

なんなら面接とかも結構スイスイいくし、自分優秀なのでは?

と勘違いすらしていました。

 

しかし、ベンチャーは個人を見てきている。

そのときそれを強く感じ、そして、自分がいま社会では何も通用しないただの凡人であると思い知らされたのです。

この辺から就活の本当の大切さに気付かされたのです。

そもそもなぜ会社に就職するのか

それまであまり考えてこなかったのですが、なぜ就職するのか。

当たり前かもしれないが『お金を稼ぐため』です。

けど、ここが盲点でした。

 

高学歴だと自分が優秀な部類であると勘違いして気づかないのですが、

お金を稼ぐために就職というのは逆に言うと、

就職する人は会社に入らないと生きていけない人間』ということです。

どういうことか説明するね

東大出ようと京大出ようと就職してる時点でいくらエリート企業であっても、自分じゃお金を生み出せないから就職しているのです。

 

プログラミングをマスターしている人、ビジネスを習得している人はエリート大企業なんかで働きません。

 

お金なんて生み出せるため、好きなことを仕事にしたり、それ以上を簡単に稼いだりできるからです。

 

高学歴の人でも自分が学んできたことや研究してきたことの延長で、それをやりたくて就職した人は別です。

 

しかし、私を含むとりあえず勉強してきて、学歴を積み重ねただけの人はただの凡人です。

社会にとって無価値なんです。

会社のシステムに沿って、働かせてもらって給料を頂いているのです。

起業であったり、個人の能力を売りにしている人に比べたら楽なもんです。

働いてりゃお金がもらえるのですから。

 

「ブラック企業だ」と愚痴をこぼす資格なんてありません。

お金を生み出せる人間であるかどうか。

それが全て。

 

だから、会社でどういったスキルを身につけて価値ある人間になるかが大事であって、エリート会社に就職すること自体はそんな誇らしげなことではないのです。

ただ就活が上手いくいっただけよホントに

もっと言うと、本当に優秀なのはしっかりお金を稼いで、ゆっくり自由な時間を過ごせている人が一番賢くて、偉いのです。

日本とアメリカの違い

よく言うのが日本の大学は入るのが難しくて出るのは簡単。

アメリカの大学は入るのは簡単だけど、出るのが難しい。

日本の大学は過去ゲーだよね。。

アメリカでは大学で学んだことをそのままスキルにします。

日本みたいな就活有利特権が目的ではないです。

だから学んだことをもとに起業していくこともアメリカでは当たり前です。

 

そして、基本的に日本はアメリカの10年~20年遅れているといわれています。

しかし、しばらくはこの新卒最強システムはなくならないでしょう。

けど、起業家はどんどん増え、転職も簡単になり、スキル重視の世の中にチェンジし始めています。

 

こういった時代の流れみたいなものを感じておくと心のゆとりみたいのができます。

とりあえず日本は時代遅れだと思っときましょう。

アメリカらしく生きることで将来的に得するかもしれません。

就活をやめるという選択

 フリーランスを目指すということでしょうか?

プログラミングをすでに習得されていたり、アフィリエイト収益がすでにある方ならアリかもしれませんが、そうでないならどこかしらで働かせてもらってスキルを習得しましょう。

 

大変ですが副業という形が無難だと思います。

しかし、考え方として、本業ではスキルとかいいからとにかくストレスのない職場で働くといった選択肢もあると思います。

 

フリーターでアルバイトするのはもったいないです。

何も経験値が溜まらないので貴重な時間がもったいない。

そして、やはり人生の時間は有限なので生産性を考えて、スキル習得もした方がいいと思います。

会社なんてどこだっていい。

どういう意味か。2つあります。

1つ目は、副業の話の続きにはなりますが、副業ができるなら会社なんてどこだっていいです

人脈を増やせるところ。

人との出会いは大切です。

なるべく感性豊かな場に自分を置きましょう。

この場合は大事なのは環境(業界)です。

 

2つ目はスキルという点です。

給料は確かに低くなりますが、身につくスキルの質が高いところはたくさんあります。自分の市場価値さえ高めておけば、なんとでもなります。

この場合、大事なのは自分はどのスキル(職種)で生きていくか?ということです。

 

転職をする際、求められるのは即戦力です。

ということは、培ってきたスキルの職種でしか採用されません。

つまり、最初にどのスキルでいくか決めることは大事になります。

失敗すること、成功すること

最近私は、失敗することは素晴らしいことなのだと考えるようになりました。

むしろ「この段階で失敗できて良かった」と考えるようにしています。

 

失敗すると、人はめちゃめちゃ頑張ります。

思い返してみると、大学受験と就活ではあまり順調にはいきませんでした。

正直、失敗してます。

 

性格にもよるとは思いますが、私の場合、失敗するとそれを取り返すために物凄く頑張るんですよ。

 

おそらく上手くいっていたらこんなこと考えもしなかったんだろうなということをたくさん考えて、学びます。

 

結果として、上手くいった時を遥かに超える良い結果が待っていると信じています。

というか、たぶんそうなります。

失敗して落ち込んでる場合じゃない!

大学受験に関しては、現役合格できなかったので浪人でめちゃくちゃ頑張りました。

しかし、浪人の後の受験が上手くいってしまったので、大学生活怠けてしまいました。

 

たぶんですけど、上手くいってなかったら、このままの人生じゃまずいと思って何かしら頑張っていたと思います。

 

物凄く反省しています。

二回目の失敗でようやく気づかされました。

もっと我武者羅に生きなきゃダメなんです。

 

失敗したらここから這い上がるんです。

失うものないのでなんでも頑張れます。

けどそれでも20代前半で気づけたのは大きいと思っています。

失敗経験がないと失うのが怖くてチャレンジできませんから。

 

そして、成功もめちゃくちゃ大事です。

小さな成功の積み重ねは自信になります。

 

けどね、大学受験とか就活レベルの成功って大したことないんですよ。

むしろ無難に生きてきて上手くいってる分、いざというとき弱いです。

 

本当の成功は、自分でイベントを企画したとか。新規事業を起こしたとかとしてそういうチャレンジングなことして結果どうなったかなんです。

 

小さなことでもいい。

そういったチャレンジングなことの小さな成功体験が自分を成長させていきます。

これからは個々の時代

ここまで読んできて、感じると思いますが、これからは個々の時代です。

個人がどうであるかが物凄く大事です。

 

目指すべきは挑戦して挑戦して、この世の中に新しい価値を見出すクリエイターになることです。

そういう時代です。

だからこそ、大企業への就職が上手くいって慢心してしまうのが一番の危険なのです。

 

意識して仕事に取り組まない限り、市場価値のない人間に陥ってしまう可能性があり、下手したらコストカットの対象になりえます。

 

半分冗談で半分本音でそう思います。

これからAI時代という未知の世界が訪れます。

アナタの代わりが現れる確率は高いです。

 

会社の上層部の人間がやらかしたら自分はしっかり仕事をしていても道連れにされます。

そんなときに依存した生き方をしていると、社会に放り投げだされたときにどうしていいか分からなくなってしまいます。

 

常に危機感を持つことが大事。

そしてその危機感は失敗を早めに経験しておくと、経験を活かせば回避できるはずです。